2021年1月16日に第64回医学生ゼミナール第1回全国準備委員会が行われました。
今回の1準委では全国実委報告(医ゼミとは・主管報告・情勢学習)、現地実委報告(現地紹介)、講演会、SGDなどの企画が行われました。
「医ゼミとは」では、医ゼミの意義を理念に立ち戻って考え、特に言論の自由について考えを深めました。
主管校報告では、今年の主管校が信州大学であることが発表され、現地報告で長野県医ゼミに参加する会わらわらの紹介がなされました。
講演会では、2021年1月22日に核兵器禁止条約が発効されることを受け、2017年ノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)の国際運営委員である川崎哲さんにご講演してもらいました。
参加者からは「学びが多く実りのある講演会だった」という声や「物事は確実に変えられるのだという事実をまた一つ目にすることができたのは心から嬉しく思う」という声が寄せられました。
情勢学習では、初めに情勢学習とは何かを確認し、5人の発表者各々が関心をもっている情勢について発表しました。
SGDでは、講演会の感想や情勢学習について語り合うとともに、自身にとっての医ゼミの意義や64医ゼミの展望についても語り合うことが出来ました。
11都府県に新型コロナウイルス感染拡大による2度目の緊急事態宣言が行われているなかで新年初めての全国準備委員会が行われました。
人と人の交流の機会が著しく減っているなか、人と人の交流の機会を医ゼミを通じて提供出来ることを嬉しく思います。
次の2準委では今年の医ゼミの学習のテーマについて考えます。学びたいという欲求を叶える場である医ゼミで今年の学びのテーマはどのようなものになるか楽しみですね。
今年の医ゼミもオンラインになるかオフラインになるかはいまだ分かりません。しかし、今年しか出来ない医ゼミ、今年だから出来る医ゼミを精一杯創りあげて行きたいですね。