第69回 全国医学生ゼミナールin高知 メインテーマ決定!🎉

第3回準備委員会にて、全国の医ゼミストや参加者から集まった意見をもとに議論を重ね、今年のメインテーマを決定いたしました!

第69回全国医学生ゼミナールin高知のメインテーマは
「見えない傷を見つめて~こころを支える災害医療~」
です!!👏👏

今年医ゼミが開催される高知県では、南海トラフ地震に備えた災害医療の研究や取り組みが行われてきました。
災害は全国どこでも起こり得るものであり、平時であっても災害時であってもその地域に住む人々は医療を必要とします。

昨年の68島根医ゼミでは、地域医療の中にある「地域の生活者の生き方を支える」側面に着目しました。災害医療においても、地域の特性を考慮した視点が不可欠であり、医療資源が限られた状況の中で最大限のケアを提供するという共通点があります。
医療需要がさらに増大する一方で医療提供体制が低下する災害医療の現場において、人々の生活と健康を支えるために、私たちはどう行動すればよいでしょうか。

 今年の医ゼミでは、災害医療の中でも、精神的ケアに着目します。災害によるショックな光景や大切な人の喪失、生活環境が大きく変化してしまうことは、地域住民に大きな心的影響を与えます。3準委の参加者からは医療者としてこころの復興を支える方法を学びたいという声が多く寄せられました。
 阪神淡路大震災で精神科医として救護にあたった、安克昌先生は、「“心の傷を癒すということ”は、精神医学や心理学に任せて済むことではない。それは社会の在り方として、今を生きる私たち全員に問われていることなのである。」と遺しています。精神的ケアに着目するということは、単に医療的な行為のみに着目するのではなく、社会そのもののあり方を問い直すことにつながるのではないでしょうか。
 また、被災地で支援にあたる支援者や医療者自身も、無力感や疲弊感を感じることが分かっており、私たち自身がどのような心持ちであればよいのか考えたいという意見が出されました。
 災害により傷つけられたすべての人のこころに目を向け、災害にかかわらず心身ともに健康な生活を送ることができるためには、どのような支援が必要なのか。これまでの学習をさらに深め、この夏、高知で一緒に考えていきましょう!

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