3準委のご報告

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  513()14()東京で第60回全国医学生ゼミナールin宮崎 3回全国準備委員会が行われました。2日間で58人の学生が参加し、今回はテーマの文言決定ということで今年の宮崎医ゼミに向け、具体的な学習や議論ができた準備委員会となりました。

 

〇全国実委報告(医ゼミとは)

 全国実行委員会から、医ゼミではどんなことをするのか、また医ゼミの理念について確認をしました。今回話をした全国実委が語る医ゼミの一番の魅力は「人に影響を与えることができる」ことだそうです。自分の学びが誰かの学びとなり、それを共有し議論することでみんなの更なる学びとなる、素晴らしい魅力だなと思いました。また、医ゼミの理念は何度確認しても新しい発見があり、皆が知らず知らずのうちに達成できている、でもこれからも大切に引き継いでいきたいものだなと思いました。


〇全国実委報告(メインテーマ)

 メイン企画についての実意報告では、これまでの学習の到達点を確認し、本番に向けて学びを深めていくためにメインテーマ文言を決定しました。

60回全国医学生ゼミナールin宮崎 メインテーマ

地域に生きる~学びの先の実践者として~

60回目の医ゼミでの学びを各地からの学習を持ち寄り、持ち帰るものにするために、これまで「地域のなかで今どのような医療が求められているのか」「地域の中にはどんな問題があるのか」を学習してきました。今や個人の健康は、その医学的要因だけでなくその人が生きる地域や社会にも決定づけられており、SDHの視点として注目を浴びています。地域づくりは健康づくりの一環として、医療者や行政、住民が連携した取り組みに広がっています。地域の一部として健康を守るために、医療者にはどんな役割があるのか。何が求められているのか。問題は何なのか。各地での学びが持ち寄られ、また持ち帰られ還元される医ゼミにしていきましょう。

また、60回の中で積み重ねられてきた医ゼミの学びを確認する60医ゼミにしたいとも思っています。確認、と言っても単に振り返るだけでなく、60医ゼミの学習も含めこれまでの学びで大切にされてきたものは何なのかを明らかにします。それは、4つの理念や毎回のレポートの各所で確認されていることでしょう。将来、医療者としてこれまでの学びの実践者になるために、私たちは学ぶために学ぶのではないと思います。学びの先にどんな医療を見据えるのかを参加者と確認でき、これからの学びをさらに意義のあるものに感じる、そんな60医ゼミを創っていきましょう。


〇全国実委報告(平和企画)

 医ゼミが長い間大切に引き継いできたもの、医ゼミを医ゼミたらしめているものである理念の一つ「医療者として平和を希求する」にもあるように、医ゼミでは医療者の立場から平和について考えてきました。その根底にあるのは「患者さん、国民一人ひとりの健康や生活を守りたい」という願いであることを確認しました。

 前回の準備委員会で平和企画について提起があり、その中で「今年は平和企画をしたい。みんなで平和について考える機会がほしい」という意見が多く聞かれ、今年の60宮崎医ゼミでは平和企画をしようということになりました。

 そして、今年の平和企画は何をするのか①情勢から考える平和②テーマから考える平和③開催地(九州沖縄地方)で考える平和、という3つの視点から議論をしました。また、「医療者が平和を考える意義」についてもディスカッションをしながら考えることができました。


〇現地実行委員会報告

 今年の現地実行委員会である宮崎の学生から報告がありました。宮崎では九州合同新歓が5月末に行われること、またプレ医ゼミin宮崎が617日~18(花火するらしい!)で開催されると発表がありました。また、宮崎ぢどっこの人数も増え、現在28人のぢどっこが宮崎で学習を楽しんでいることを教えてくれました。たくさんのぢどっこたちのパワーを感じ、夏の医ゼミ本番に向けてワクワクが膨らむ報告でした!


〇講演会

藤井博之先生より、「地域と医療はどうつながっているか?」という演題でご講演をいただきました。

まず、IPEinter professional education)のお話がありました。IPEとは2つ以上の専門家がお互いと一緒にお互いからお互いについて学ぶことという意味があるのだそうで、連携や共同、ケアについて2つ以上の違う立場から考えることを推進しているのだそうです。先生はHelth care だけでなくsocial care の視点も大事にしているそうで、その原点は地域での自主ゼミであり、いろんな立場を理解しあうことで地域医療の学習が深まるということでした。「地域」という言葉をキーワードに私たちは医療者の視点で考えていきますが、先生のこの話をお聞きしてまさに医ゼミはいろんな学部の学生が集まり、同じ目的に沿って地域を考えることができる絶好の場所なのだなと再確認することができました。

また、「地域」がつく言葉をみんなで考え、分類分けをした後に、「上から見た地域医療、下から見た地域医療」の話がありました。上からみた地域医療(行政の立場から見るように、国民が均等・平等に医療資源として医療が受けられること)と下から見た地域医療(地域の中で周りとのネットワークをつくり一緒になって医療を考えること、下から医療をつくること)のどちらも必要であり、それぞれの地域医療に対してどちらからの意味があるのかを区別する必要があるということでした。どちらの地域医療も大切にし、これらを区別することによって、地域医療の構造的な部分がみえてくるのではないのかなと考えたりしてとてもワクワクしました!今年の医ゼミの中でもぜひ考えていきたい視点ですね。

また、「地域の民主化なくして医療の民主化はありえない」「地域医療というのは医療の一部というよりはむしろ地域社会の一部であり、地域が衰退して地域医療だけが残るということはありえない。地域がどんな医療を求めているのか、地域がどんな医療を創ろうとしているのかが地域医療である」など心惹かれる話題がたくさんありました。私たちが地域の人の健康や生活を守りたいという願いを根底に地域医療を考える上で、ヒントをたくさんもらったような気がします。

 

〇まとめ

 今回の3準委で、第60回全国医学生ゼミナールin宮崎のテーマが

「地域に生きる~まなびの先の実践者として~」

に決定しました。

 今年の宮崎医ゼミに何を各地から持ってこれるのか、どんな学習をするか、そして自分の地域に帰った時にその地域ではどんな実践ができるのかというところまでワクワクが広がり続けるテーマだと思います。ぜひ、このテーマから感じたことを大事にし、私たちが患者さん一人ひとりの健康を守るため、より良い医療を行うために一緒に楽しみながら学習をしていきましょう!

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